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 ドイツ
 
 
 東西ドイツが統合して以来、ドイツには13の産地に約10万ヘクタールのブドウ畑が広がっています。そのうち80パーセントが白ブドウ品種であり、世界にも類例のない白ワイン大国といえるでしょう。
 ドイツで有名なワイン産地は、モーゼル河流域とライン河流域です。もともと北緯50度という世界で最北に位置するワイン産地のため、その冷涼な気候から、フレッシュで繊細な酸味と、さわやかで豊かな香りのワインが生まれます。これに、各産地の土壌構成や微少気候の差が関係し、微妙な味わいの差となって現れるのです。
 ドイツのワイン法では、収穫されたブドウの熟度によってターフェルヴァインとクアリテーツヴァインの2つに大別され、さらにクアリテーツヴァインは、発酵前の果汁糖度によってQbAとQmPに分類されます。QbAは補糖が認められていますが、QmPでは禁止されています。QmPはさらにカビネット、シュペートレーゼ、アウスレーゼ、ベーレンアウスレーゼ、トロッケンベーレンアウスレーゼの5段階に分類されます。トロッケンベーレンアウスレーゼは恵まれた年にしかできない、極甘口の貴腐ワインです。また、自然に氷結させたブドウを搾って造るアイスヴァインがあります。
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